音楽メディア編掲載にあたり |
<Topics(話題提供)>において、私は、毎回文末に<まるで関係の無いおまけ>として、タイピングの際に流したBGMについて記述してまいりました。すると、複数の方々から、我が家に保存されている音楽に関しての質問がありました。そこで、今回、暫く植物とは離れて、音楽メディアの整理を始めました。随分長い日数を要しましたが、やっとアップロードすることが出来ました。 |
実は、随分以前に、音楽関係のリストを作成してあったのですが、以下のような事情で、それが利用できず、すべて新たに作り直さなけらばなりませんでした。それにしても、思い返してみると音楽を伝えてくれるメディアは随分変化したものと、今更ながらに、その多種多様さと技術革新のテンポの速さとにびっくりいたしております。 |
先ず、我が家の音楽記録メディアとしては次のような種類となります。 1 レコード盤 2 オープン・リール・テープ(テープ・レコーダ用) 3 カセット・テープ(テープ・レコーダ用) 4 ビデオ・テープ(VHSタイプ) (空きトラックにオペラや各種音楽祭等の長時間録音に用いました。) 5 CD/CDR 6 MOディスク 7 MDディスク 8 DVD/DVDR 9 MP3/WMA等のパソコン・ファイル (正確には、MP3やWMAは記録方式であり、それらを保存しているのは外付けのハード・ディ スクということになります。) 10 SDカード 11 デジタル・オーディオ・プレーヤ 一番多く保存されているは、カセット・テープです。FM放送からのエア・チェックしたものがたくさんあります。それらのテープに何が保存されているかを、しっかりとテープに記録してあればよかったと今更ながらに後悔しているのですが、ノートに記録してあったのでした。そして、やがて、そのノートに記録されているリストを、パソコンに打ち込んだのでした。まだ、パソコンのOSがMS−DOSの時代で、ソフトも、MULTIPLANであるとか、dBASEVと言ったものを使用致しました。それらを読み取ることの出来るソフトは、所持しているのですが、問題は記録されたメディアが、5インチのフロッピーなのです。悲しいかな、現在のパソコンでは、3.5インチのフロッピーは外付けで読み書きが出来るのですが、5インチの場合にはそれが不可能ということになります。5インチから3.5インチに移行の時期に変換しておけば良かったとしみじみと思っております。このことについては、今回の音楽メディア・リスト以前に既に気づいておりました。かつて、様々な雑誌に掲載した論文等を必要としたことがあり、その時に、大いに困惑したものでした。今回で2度目の困惑と言うことになります。そこで、今回新たにリストを作り直したということになります。 |
数年前から、カセット・テープやVHSテープに記録されている内容をCDRやDVDRに置き換えております。やがて、レコードもデジタル化しようかと考えております。ところで、カセット・テープに保存されている音楽は、今でももちろん再生は可能です。ただ、演奏者や指揮者がわかりません。特にクラシック音楽の場合等の場合には、その道の専門家でないだけに、耳で聴いただけで、それを識別することは不可能に等しいと申せます。たとえば、私の大好きなジャンルであるジャズの場合に等は、演奏スタイルや、歌声などから、聴いただけも、「これはビル・エヴァンスのピアノ」とか、「これは、エラ・フィッツジェラルドの歌声だ」等とすぐ分かる。しかし、オーケストラの演奏等となるとそうは行かない。私のような素人にはオーケストラの演奏を聴いただけで、演奏者や指揮者を特定することは不可能です。更に、中に収録されている音楽の内容(曲名等)も、全部再生して曲名をメモしなければなりません。これも根気の要る作業となります。そこで、テープからのデジタル化は断念いたしております。したがって、今回のリストにもアルバム名と演奏者名だけを記載したカセット・テープを挿入致しましたが、途中で無意味かなと思い中断してしまいました。 |
現在、外付けのハードディスク内にたくさんデジタル化された音楽が保存されております。今回、こちらの内容もリストに加えてありません。クラシックの分野に興味をお持ちの方は、私のリストに、オペラが含まれていない点にお気づきと思います。こちらもハードディスクに収録されているからです。やがて閑を見ながら打ち込んで見たいと考えております。 |
それにしても、音楽の再生方法が随分多様化したものと、その変化の早さに驚いております。更に、音楽を記録するメディアも随分多様化しました。私の場合、上述のように、パソコンの外付けハードディスクにたくさん音楽を入れてありますので、普段は、そこからアンプに通して、日中はスピーカーから、夜間はヘッドフォンで聴いております。アルバムやアーティストを選ばずに専らランダム・プレイです。ですから、モーツアルトの軽快な音楽の後に続くのがしみじみとした沖縄の民謡だったりします。今では、少しも違和感なく聞き流しております。庭で草むしりをする時などは、専らデジタル・オーディオ・プレーヤということになります。長距離のドライヴの際には、MDもしくはCDとなります。我が家の車の場合、カーオーディオに標準されていたのはMDでした。そこで、CDチェンジャーを後に取り付けました。何もしないで音楽だけを楽しみたいと思う時には、やはりレコードと言うことになります。ただ、音楽を記録してあるメディアが多様化すると言うことになりますと、当然、それらを再生する機器が必要になってくるというのが難点と申せます。 |
レコード盤の販売が無くなってから、まだ、それほど時間が経過していないように思えます。今では、すっかりCDに置き換えられてしまいましたが、このメディアもいつまで持続するか不安です。CDと比較して、レコード盤の場合、ジャケットの楽しみがありました。CDにはそれがありません。また、ディスクや解説文に記載されている文字が小さくて、私のような年寄りには眼鏡なしでは読み取ることも出来ないのも残念です。パソコン・ソフトの<Read me>のように、パソコンで読み取れるようにして貰えれば、必要に応じてプリント・アウトが出来ると思うのですが、如何なものでしょうか?いずれにしても、これ以上あまり記録方式や再生方式は変化して欲しくはないと思っております。 |
蛇足:まるで関係のないおまけ 今回は、山下和仁さんのクラシック・ギター・ソロでバッハの小品集を聴きながらタイピングしました。。 |
H.21.05.21 |